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周囲の理解・支え

カップルの4.4組に1組が、不妊の検査や治療をしています。
不妊の検査や治療を受けることはもはや珍しいことではありません。
企業が不妊治療中の従業員に配慮し安心して働いてもらう環境を整えたり、
一緒に働いている方々、家族や親族、友人の方々など周囲の方々が、
不妊や不妊治療について正しく理解しサポートする姿勢が大切です。

- 周囲の理解・支え
企業の方へ

働きながら不妊治療を受ける方は増加傾向にあると考えられます。調査によると、不妊治療をしたことがある(または予定している)労働者の中で、「仕事との両立ができなかった(できない )」※と回答した人の割合は、26.1%を占め、4人に1人以上となっています。一方、62.3%の企業は、不妊治療を行っている従業員の有無を把握しておらず、また、不妊治療のための支援制度や取組を行っている企業は26.5%です。
不妊治療を受ける従業員への理解を深め、不妊治療に対して「休暇制度」や「フレックスタイム制」などの両立支援制度を整えることは、今後ますます必要になっていきます。
また、経営トップや管理職を含めた社員一人ひとりが、不妊治療を応援する姿勢を持ち『不妊治療について話しやすい環境』をつくっていくことが非常に重要です。

- 「両立できず仕事を辞めた」「両立できず不妊治療をやめた」「両立できず雇用形態を変えた」の合計
出典:厚生労働省「令和5年度 不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査」
サポート体制づくりのためのマニュアル
不妊治療連絡カード
※画像をクリックいただくと、PDFファイルをご覧いただけます。
【不妊治療連絡カードの使い方】
不妊治療を受けている従業員等が、企業側に、不妊治療中である事を伝える際や、企業独自の制度等を利用する際に使用する等、仕事と不妊治療の両立を行う従業員の方と企業をつなぐツールとしてお役立てください。